ライブレポート 祇園 pick up 10/18/2018

祇園にあるバーで、3年前に、今回対バンした野嶋さんを観に行ったんよね。
その時の終演後、成り行きでコスクラで何曲か演奏したわ。
ブッキングライブとしては初めての出演。

スタートが遅かったのでリハ前に飯を食いに行った。
いつもの王将よ。
今年は、もう少しで「餃子返し」もらえそうやからな。
で、いつものメニューよ。
王将ラーメン、チャーハン、生中。
いや、ほんま違うもん注文せいよ、と自分でも思うけど、
いざメニューをみると同じもの注文してしまう。

18時半前にお店に到着。
そのままリハ開始。
店の構造上、ギターアンプが真横にあるのが気になったが、
ワンマンではないし、初めての場所なので位置を動かしてくれとも言えずに、
そのままやった。
まず、アンプがスタンドに乗っていて、結構高い位置にあった。
基本、床に直置きで、自分の後ろにあるのが一番やりやすい。
今回、久々に座ってやったので、特にアンプと耳の位置が近く、
やりにくいだろうなと思った。
でも、やってみるとそれほどやりにくくもなかった。
普段、ほとんどPAの人に任せきりで、返しの注文もしないが、
今回は流石にギターアンプが耳に近く、歌のモニターが取りにくかったので、
少し歌の返しを大きくしてもらった。

いつも通り本番でやらない曲をやる。
まずは「四つ角」ほんで、「I put a spell on you」ほんで「のたうち」
まあ、基本、激しい曲とバラードをやれば充分だと思ってる。
その後、対バンの野嶋さんのリハ。
で、19時半オープン、20時スタートと、テンポ良い流れ。

20時から野嶋さんよ。
同い年よ。
10代の頃から色んな場面でニアミスしてる人や。
知り合ったの3年ほど前やけどな。
昔、Screamin' Jay Hawkins を磔磔に観に行ったんやけど、
その時にも一緒に会場にいたんやて。
昔あったレコード屋「Junk Shop」とかでも絶対すれ違ってるよな。
一緒にバンドやってたとしてもおかしくない感じ。

野嶋さんは、ソロと、ゲストにサックスを迎えてのデュオ、
そして、ドラムとの Martin Motion と言う構成。
メリハリのある良いライブやったね。
ほんでMCがまたおもろいわ。
ステージングもうまいし、見習いたいね。

で、21時、ワシの出番。
今回、全然緊張しなかった。
なんでやろね。
割と余裕やった。
野嶋さん聴いてる間にまたビール飲んで、出番前にビールもう1杯頼んでしもた。
酔っ払ってたのかもね。

1曲目は Robert Johnson Love In Vain の日本語化、虚しき愛。
いやー、落ち着いてたね、心配してたアンプが耳横という状況は、
全然大丈夫やった。
2曲目、朝日のあたる家。
ルバートとハチロクを混ぜて波のように強弱をつけたアレンジ。
3曲目、ミッシェル。
曲名を言った瞬間に拍手が起こってテンション上がったね。
いや、ほんま、客席の反応て演者にはもろに影響するよ。
これはルバートと四拍子の交差やね。
4曲目、ベルボトマー。
いつもよりジャズっぽいアレンジでの演奏。
MCで原曲が何なのかばらしてしもたわ。
5曲目、君のもと。
これはルバートとエイトビートの交差。
元々はエイトビートで作った曲やけど、ルバートだけでゆっくり演る時が多い曲やな。
まあ、気分次第て感じやけど。
6曲目、うとうと。
ここで結局長めに喋った。
普段、自分の曲の解説てしないけど、まあ、聞きに来てくれた人たちへの特権
という感じで、解説するのええんちゃうかな。
7曲目、枯葉
今回のは激しかったね。
結構弾きまくったよ。
考えなくても勝手に曲が前に進んだわ。
8曲目、這い上る
枯葉から這い上るへの流れが良かったと思う。
これも、いつもより遥かに長い演奏で、途中に破壊的な演奏を挟んでる。
で、最後、スタンド・バイ・ミー
皆さんご存知の曲で締めくくった。
曲を終えて拍手をいただき、アンコールもう1曲。
この、アンコール来るのか?来ないのか?って瞬間、結構ドキドキするんよ。
トリやのにアンコール来なかったら結構落ち込んだりするで?
まあ、常にアンコール2-3曲は演る用意はしてあるけどな。
アンコール、素晴らしい世界よ。
いつもは完全ルバートやけど、今回はオリジナル通りハチロクよ。
ハチロクでこの曲演るのは初めてやと思う。

終演後、野嶋さんとセッションタイム。
Now’s The Time よ。
Now get the chance ちゃうよ?
バードよ。
Bird Lives! よ。
バードは偉大よね。
「ナウズ・ザ・タイムをFで。」
これだけでぶっつけでセッションできちゃうんよ。
ええ感じやったわ。

いや、今回の演奏ね。
帰ってから動画みたけど結構良い出来やったよ。
だいたい、いつも終わった後て、自己評価低いんやけど。
今回は良かったという自覚があったわ。
なんか、ニコ生時代の放送やってるような感じやったわ。
一言で言うたら「夢中」やったわ。
改めて、俺にとって夢中になれることて音楽なんやなと思った。
いつもはステージの上やと、なかなかそうはなれないのやけどね。
何が良かったのかはわからんけど。
今回は、はじめから肩肘張らずに、座って(俺にしては)地味な衣装で、
ビール飲みながら演ると決めてたからな。
だから素の自分の演奏ができたんかもしれんね。
まあ、それでも終演後は生活に支障が出るレベルで両手の指が痛かったけどな。

欲を言うなら、更に落ち着いて、もうちょっと強弱をつけたいな。
まあ、がんばるわ。

次のライブまだ決まってへんけど、また決まったら更新しますわ。

ほな!


お客さんに撮ってもらったツーショット。
ええライブやった後って感じやろ?

しかし、えらい長文やな。
酔っ払っとるな。

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