ライブ・レポートAunoun Parlour 11/23/1014

【Klact At The Aunoun Parlour】レポート by Klact

【経緯】 9月半ば、コスモスさんと五条大橋の下で練習してたら、 自転車で通りかかった岸本寿男さんに声をかけられた。 その場で演奏を聴いて頂くと、息子さんがやっておられる、 Aunoun Parlour に来てみないかという話になった。 そこで、更に何曲か演奏して、寿男さんとジャムセッションさせてもらった。 初めて合わすとは思えないほどの演奏に興奮した。 そして、その場で、11月23日のライブを決めていただいた。 【リハ】 11月23日、3連休の中日、観光客で溢れる京の町を五条河原町に向かった。 15時過ぎに到着し、試行錯誤して演奏環境を整え、 俺は、いつも通り、ビートルズとか、本番では演らない曲を 2曲ほどやってリハを終えた。 後は、コスモスさんのレパートリーを一通り練習した。 渋滞に巻き込まれていた寿男さんが到着し、3人でのリハ開始。 もう、リハの段階で楽しくて仕方なかった。 これは、良い夜になるなと確信した。 【第一部 Kosmos & Klact】 今回のライブに向けて、今まで以上に練習を積んだので、 息のあった演奏ができたと思う。 アコギでやるつもりだったが、寿男さんを待っている間に、 ビンテージのAcousticのアンプにエレキを突っ込んでみたら、 とても良い音がしたので、エレキでやることにした。 (Kosmos & Klact) 追われ者、手紙、ベサメ、プツ、St. Louis Blues 【第二部 Kosmos, Klact & 岸本寿男】 寿男さんを迎えての3人での演奏。 2人でやってる時とは全く違った雰囲気だった。 スウィート・ホームのエンディングでの尺八とギターの掛け合い部分が、 最高に楽しかった。 (Kosmos, Klact & 岸本寿男) 虚しき愛、お熱、人の勝手、Sweet Home 京都 【第三部 Klact】 当日まで、金のなる木と、破壊、2曲だけの予定だったが、 急遽、たなぼたもやることにした。 オープニングナンバーとして、ふさわしいと思った。 音量アップのため、ずっと使い続けてきた、 コンパウンド弦からブロンズ弦に変えた。 1曲目からお客さんの反応が、他の場所とぜんぜん違った。 それが俺の演奏に跳ね返ったのは言うまでもない。 お客さんが乗ってれば、俺も乗ってくる。 持ち時間20分はあっという間に過ぎた。 3曲とも、ショート・バージョンだったが、 中身の濃い演奏ができたと思う。 (Klact ソロ)たなぼた、金のなる木、破壊 【第四部 Klact & 岸本寿男】 寿男さんとのデュオ。 このセッションで俺が目指したのは、"Hot Jazz" とにかく、生ぬるいクール・ジャズではなく、熱い演奏がしたかった。 通常、しっとりと演奏されることが多い、スタンダード3曲も、 熱気溢れる演奏になった。 のたうちは、移調してセッション用にアレンジし、 ファンキーなブルースに変化した。 枯葉は、キーの関係で、コスモスさんのグレコを、 1音下げにチューニングして演奏した。 サマータイム、ジョージアでは、普段の寿男さんとは違った、 新たな一面を引き出せたのではないかと思う。 本当は、「破壊」を一緒にやりたかった。 フリージャズとは違う、自由な演奏を2人でやりたい。 キー以外に何も決めず、ぶっつけ本番でやったらどんな演奏になるか、
考えただけでワクワクする。

(Klact & 岸本寿男)
のたうち、Summertime、京都 on my mind, 枯葉


【アンコール Klact, Kosmos & 岸本寿男】

全く予定になかった曲で、ぶっつけ本番。
まさにこの日のハイライト的な素晴らしい演奏だった。

(Klact, Kosmos & 岸本寿男)
Got My Mojo Working


【まとめ】

終了後、お客さんが書いてくれたアンケート用紙を頂いた。
聞いてくれた人達の生の声を聞けてとても嬉しかった。

Aunoun Parlour とても良い所だった。
今までで最高に楽しいライブが出来た。
初めて聴かれるべき場所で演奏できた、そんな気がした。

【ライブ音源】

人の勝手 / Sweet Home 京都 / Mojo Working

【ライブ動画】



© klact.net

コメント

このブログの人気の投稿

鴨川、10年後。

My Little Suede Shoes コード進行アレンジ&歌詞

13年目の初対面