On the Road again
先日、知り合いに「オン・ザ・ロード読みたいんですけど、どの翻訳で読めばいいですか?」と聞かれ、「どれもあかん」と答えた。「オン・ザ・ロード」は小説というより詩やからね。詩の翻訳はナンセンスですよ。わからなくてもいいので原文を読むべき、というか、読まなくてもいいから持ち歩いてページを適当に開いて眺めればいいと思う。Charlie Parker とか Slim Gaillard とか、そういう単語を発見して一人悦に入ればいいんだと思う。ビートルズ聞きたいならビートルズ聞くでしょ。英語わからんのでズートルビでいいや、とはならんでしょう。そういう意味では、オーディオブックをおすすめする。リズムなんよね、ケロアックの文章は。 その時、Klact plays On The Roadというライブをやりたいと思っているという話をした。オン・ザ・ロードに出てくる曲を、解説&弾き語りするという企画。いつかやりたいとずっと思っていたけど、なんとか現実に向けて動き出したいな。その一端として、ポッドキャストか、Youtubeで1曲ずつに分けて配信 or 投稿するというのをやってみようかなと思う。ポッドキャストは全く知識がないので、YouTubeが現実的かな。音楽活動をしなくなって早3年。いい加減、そろそろ何か生み出していきたいなと思う。