未公開ブログ
を下書きにいくつか発見。 その中で、書くだけ書いて公開してないものを公開しよう。 クリシェ 2013/11/07 即興演奏において、クリシェ(常套句)は基本的に歓迎されない。 でも使いようによっては、キューとして使える。 「こういうフレーズが来たらトニックからサブドミナントへ移るんだ」 「こんな感じのフレーズが来たら12小節目だ」という感じで、 ソロの流れが伝わりやすくなる。 無伴奏ソロを行う場合、自分さえどこなのか分かっていれば良いという問題ではない。 今、曲のどの部分なのかというのが聞き手にも分かるようにするのがベストだ。 つまり、常に物語を聞かせないといけない。 そういう意味で、ある程度のクリシェはむしろ有効になる。 という言い訳。 まあ、言い訳でもないが。 ギターを一度やめた理由 2016/04/16 チャーリー・パーカーのダイアル、サボイ録音のソロを採譜したことがある。 出回っていた楽譜は全部間違っていた。 どうしても、バードが何をやっていたのか知りたかった。 物凄い時間と労力がかかった。 全曲やり終えた後の達成感と絶望感。 ギターをやめた。 楽譜は破り捨てた。 その後再びギターを手に取るには10年必要だった。 近所のガキとの会話 2016/06/18 水曜、拾得の飛び入りに行くため、エレベーターで下に降りようとしていた。 途中の階で止まり、おばあさんが子供を一人でエレベーターに乗せた。 小学校に入ったばかりぐらいの男の子は、俺を上から下まで舐めるように見た。 飛び入りの時は楽屋が使えないので、ステージ衣装のまま出かけるわけで、 その日の俺は、チェック柄のベルボに、ツルツル・ピタピタの柄物のナイロンシャツ、 という出で立ちで、はだけた胸には牛のネックレスをしていた。 ガキはそのネックレスを興味深く見ていた。 1階につくと黙って走ってどっかに行った。 昨日、外出するのにエレベーターに乗った所、また、同じ階で止まり、 おばあさんがそのガキを乗せた。 俺のことを覚えていたそのガキは、即座に、「お父さん?」と聞いてきた。 何のことが分からず困っていると「おじいちゃん?」 そして次に「大人?「子供?」と聞いてきた。 まあその中からなら大人やなと思って「大人や」というと、...